月が蒼く輝く夜は…

塞翁が馬 人生模索中

自慢の学校

目覚めが悪い。
起きて頭の中でよぎる。

○○高校から○○大学か…
すべりどめの私立大学に通うことになったのか…
ため息。


うん?以前にも経験したこの感じ。
消えた記憶の片隅から思い出す。

そうだ。
娘の中学受験の時だ!

志望校(今から思えば親の)に不合格。
すべり止めで受けた中学に通った。
自宅から遠かったこともあり、私は地元の中学を薦めたが、何度も家族で話し合った結果、通うことに決めた。
モヤモヤ…。
そうだ。あの時の気持ちだ…


娘が入学する際にこう言葉をかけた。
卒業する時にこの学校でよかった!と思えるように頑張ろうね❗

結果は
この学校に通わせて本当によかった。

進学先は第一志望大学に合格
悔しい思いから一生懸命勉強して…
では 無い。
勿論、私の中でもこの学校に通わせてよかったと思いたい気持ちから、内申管理はきちんとしていたつもりだ。
娘も一生懸命、勉強もした。

しかし…それ以上に、その学校が娘に合い、楽しく、友達にも恵まれ、充実した学校生活を送れていることを感じたからだ。私も保護者の方たちが素敵で魅力的な方ばかりで、保護者の集まりは本当に楽しかった。

すべりどめと思って入った学校。
入ってみると、上には上がいた。
素晴らしい子達がいっぱいいた。
すべり止めと言った自分を、学校名を言うのをためらった自分を恥ずかしく思った。
入学して半年もたたないうちにそれを知った。
そして半年もたたないうちに、自慢の学校に変わった。

息子にも言おう。
卒業する時にこの学校でよかった!と思えるように頑張ろうね❗と。

上には上がいる。
ましてや、昨今の私立大学受験の難化、センター最後の年ときている。
油断は出来ぬ❗

また自慢の学校が出来そうな気配だ❗