センター受験後、国立二次試験。
志望大学を県外に決めた息子。
密かに
“一人暮らし”
を楽しみにしていたようだ。
親から離れて一人で色々やることは、人とて勉強になり大人にしてくれるだろう。
しかし…
多分こんなことを思う人は少ないだろうけど……
選んだマンションや部屋が曰く付きだったら……
と、冗談で子供たちと話をした(笑)
が話はどんどん脱線していき、結局のところそういう話しは信じていない。
私も信じていない。
なのに、夜、皆が寝静まった真っ暗な部屋は恐い。
昔から恐いのだ。
事故物件の本で有名なのがこちら。
ネットで調べると本当にその事件が起きていて、リアルで恐い。
もう一冊。
真梨幸子先生の小説は、曰く付きの土地や部屋を組み込ませている話も多くまたそれが面白い。
怖がりのくせに、興味がある厄介な気質。
昨年の夏に面白い一冊をみつけた。
小説新潮8月号。
“ありえない話”
先ほど載せた、松原タニシさんと真梨幸子先生の対談が興味深かった。
“怪奇は部屋に現れる”
このお二人、事故物件に住んでいるときに成功している。
それを読んでなぜか安心したのを思い出した。
それは取り越し苦労になった。
息子は今うちにいる。
残念だが、家から大学に通うことになった。
なんの曰くのない家だが成功してほしい。