月が蒼く輝く夜は…

塞翁が馬 人生模索中

優しいママとは

前回書いた、悪気なく配慮のないママ友たちを浮かべたときに、背筋がヒヤリとした。
似たような発言、似たような態度…
何年か前のわたし……だ。

娘の受験の時、憧れられる大学に合格。しかも推薦だったので一般受験の大変さを知らずにきた。
知らぬは仏とは言うが、知った時には恐ろしい。
知らず知らずのうちに配慮のない嫌なママになっていたのだろうと色々な場面を思い出した。
恥ずかしい気持ちとなぜか申し訳ない気持ちにもなった。
もしかしたらママ友の断捨離の対象になっていたのは私だったのかもしれない……

ただただ恥ずかしい気持ちでいたが、今回の息子の受験でそれに気付けたことに感謝した。
もし今回も娘と同じような受験で成功していたら……モンスターになっていた😱
考えるだけで怖い。

ある日のママ友の集まり。
早々と推薦で大学合格を私に報告してきたママ友がいた。そこは上の子も推薦で決めている。聞いた時の気持ちになんとなくの違和感を感じたのは、自慢が含まれていたからだったのだろう。嬉しさからで悪気はない。
そのママが席をはずした時に、その会話を聞いていた別のママが私に話しかけてきた。一般受験の経験を色々教えてくれた。
これから受験という時だったので、その時はわからない事もあったが、今はもうわかる。わかればわかるほど、そのママの深さを感じた。

苦労や辛さの経験をへた強い人は深く優しくなれる。
それを知った。

受験中、たまたま見たドラマ。
癒されたな。子供の教育を考えさせられた。その中もママも強く深く優しくなっていた。