月が蒼く輝く夜は…

塞翁が馬 人生模索中

父が教えてくれたこと

久しぶりの投稿だ。自粛生活が解除され一気に仕事が増え忙しくなり、なかなか思いに更けることが出来ない。
ボ~とする時間も大切なのに…


今週のお題「お父さん」
ということで父について考えてみた。

子供というものは親のことを意外に知らない。父がなくなってそれに気付いた。いつでも聞けると思っていたから…そうではないものだ。
父がなくなってから、父の人生について考えるようになった。父の実家、父のよく言った場所に行き歩いてその風景をみてそして父はどんな人生だったのだろうと考えてみる。勿論答えは出ないけど。

娘と実家に帰ったある日。近所を歩いていたら、私の名前を呼ぶおばさん。世間話をして別れた。懐かしいと思っていたら、娘が、ママはいろんなところで声をかけてもらえるね。じいちゃんのおかげだね!っと言った。
ハッと思った。
実家に帰っても、近所の人はよくしてくれる。皆さん助けてくれる。
父の親戚の人も色々助けてくれる。
父はなくなってからも私を守ってくれている。
いい人だったよって皆さん言ってくれる。
父は生前、本当に好かれていたことを今もなお感じる。

人生山あり谷あり。
目先の成功失敗で結果は出ない。
死ぬときに、楽しい人生だったと思えるように一生懸命生きる。
なくなってからも、いい人だったと言ってもらえる人生。
そんな人になれたら。
それが父が教えてくれたこと。