月が蒼く輝く夜は…

塞翁が馬 人生模索中

父が教えてくれたこと

久しぶりの投稿だ。自粛生活が解除され一気に仕事が増え忙しくなり、なかなか思いに更けることが出来ない。
ボ~とする時間も大切なのに…


今週のお題「お父さん」
ということで父について考えてみた。

子供というものは親のことを意外に知らない。父がなくなってそれに気付いた。いつでも聞けると思っていたから…そうではないものだ。
父がなくなってから、父の人生について考えるようになった。父の実家、父のよく言った場所に行き歩いてその風景をみてそして父はどんな人生だったのだろうと考えてみる。勿論答えは出ないけど。

娘と実家に帰ったある日。近所を歩いていたら、私の名前を呼ぶおばさん。世間話をして別れた。懐かしいと思っていたら、娘が、ママはいろんなところで声をかけてもらえるね。じいちゃんのおかげだね!っと言った。
ハッと思った。
実家に帰っても、近所の人はよくしてくれる。皆さん助けてくれる。
父の親戚の人も色々助けてくれる。
父はなくなってからも私を守ってくれている。
いい人だったよって皆さん言ってくれる。
父は生前、本当に好かれていたことを今もなお感じる。

人生山あり谷あり。
目先の成功失敗で結果は出ない。
死ぬときに、楽しい人生だったと思えるように一生懸命生きる。
なくなってからも、いい人だったと言ってもらえる人生。
そんな人になれたら。
それが父が教えてくれたこと。

着物憑き

お題「#おうち時間
図書館にリクエストをすると読みたい本を近くの図書館で借りられるのでよく利用する。
コロナ禍のため約ひと月貸し出してもらえるのでゆっくり読む事が出来た。

着物憑き。

私は着物教室に通うようになり一年が経つ。
昔から習ってみたい気持ちはあったのだがきっかけとタイミングがなかった。
今回のきっかけは母の箪笥の整理をしていた時。
気が付いたら部屋中に着物を広げて三面鏡の前で母の着物を纏っていた。
それから着物を知りたくて、本、雑誌、インターネットで調べ、次は物を見たくていてもたってもいられなくなった。デパートの着物売り場、着物雑貨屋、母の利用していた呉服屋に足を運んだ。何かに取り憑かれたように…。
今も着物教室は楽しい。私に憑いているものはきっとまだそのままなのだろう。
いやその前に、娘の成人式の為に私の振り袖と帯等一式を出した。
当時も自分の振り袖と帯は気に入っていたが、数十年越しに見てまたその時以上に惚れ惚れとした。価値云々は全くの無知。色合いや柄、肌触りに吸い込まれる感覚に陥った。
娘は私より遥かにこの振り袖が似合った。
自分の振り袖に導かれたのか……

私の首筋にも衣装ぼくろがある。
これも偶然……?

続くおうち時間

#おうち時間
前回に引き続きおうちで映画鑑賞。
今回は自分色強めで。
WOWOWで放送された、ドラマと映画。

f:id:bluemoon09:20200430143917j:plain

ビバリーヒルズ再開白書。
Beverlyhills90210
ファーストシーズンからのファンなので懐かしい気持ちから刺激になった。家で引きこもっていると外出が億劫になっているが、またお洒落をして外出したくなる。

フロム.ダスク.ティル.ドーン
FromDuskTillDawn
むかーしの記憶にしっかり覚えていた印象的な作品。前情報なく夜ふらりと一人で観に行き、銀行強盗の逃亡の話しかと気を許して観ていたら…まさかの
怖かった……
まさかまた観れるとはと嬉しかった。
さすがタランティーノ監督。まだB級感たっぷりだけど、またそこも面白い。
なにより若かりしジョージクルーニーがほんとかっこよい。
映画で観たときも、この人カッコいいと思ったな。あれよあれよと大スターに。

おうち時間 

#おうち時間

コロナ禍で、仕事が休みとなってから2週間が経とうとしている。
まず最初にしたことは、ありきたりだが家族でDVD観賞。

子供たちそれぞれにお勧め作品を選ばせて皆で観る。
自分の好みとは別に色々な分野の物語、子供の好みも知れて面白い。
入り易いのは、ホラーやサイコ物。

娘は恋愛、青春胸キュン物。
息子は、アクション、ワイルド物。
アメコミmarvel作品も大好きである。
有名所の作品はやはり面白い。
前情報が無く何気に選んだ物の中に当たりと出合えるとまた嬉しい。


この2本は気味の悪い物語。
私はゲットアウトの方が好き。
気分転換にお勧めです。

一人暮らしを思う

センター受験後、国立二次試験。
志望大学を県外に決めた息子。

密かに
“一人暮らし”
を楽しみにしていたようだ。
親から離れて一人で色々やることは、人とて勉強になり大人にしてくれるだろう。

しかし…
多分こんなことを思う人は少ないだろうけど……

選んだマンションや部屋が曰く付きだったら……

と、冗談で子供たちと話をした(笑)
が話はどんどん脱線していき、結局のところそういう話しは信じていない。
私も信じていない。
なのに、夜、皆が寝静まった真っ暗な部屋は恐い。
昔から恐いのだ。

事故物件の本で有名なのがこちら。
ネットで調べると本当にその事件が起きていて、リアルで恐い。

もう一冊。
真梨幸子先生の小説は、曰く付きの土地や部屋を組み込ませている話も多くまたそれが面白い。

怖がりのくせに、興味がある厄介な気質。
昨年の夏に面白い一冊をみつけた。
小説新潮8月号。
“ありえない話”
先ほど載せた、松原タニシさんと真梨幸子先生の対談が興味深かった。
“怪奇は部屋に現れる”
このお二人、事故物件に住んでいるときに成功している。
それを読んでなぜか安心したのを思い出した。

それは取り越し苦労になった。
息子は今うちにいる。
残念だが、家から大学に通うことになった。

なんの曰くのない家だが成功してほしい。

優しいママとは

前回書いた、悪気なく配慮のないママ友たちを浮かべたときに、背筋がヒヤリとした。
似たような発言、似たような態度…
何年か前のわたし……だ。

娘の受験の時、憧れられる大学に合格。しかも推薦だったので一般受験の大変さを知らずにきた。
知らぬは仏とは言うが、知った時には恐ろしい。
知らず知らずのうちに配慮のない嫌なママになっていたのだろうと色々な場面を思い出した。
恥ずかしい気持ちとなぜか申し訳ない気持ちにもなった。
もしかしたらママ友の断捨離の対象になっていたのは私だったのかもしれない……

ただただ恥ずかしい気持ちでいたが、今回の息子の受験でそれに気付けたことに感謝した。
もし今回も娘と同じような受験で成功していたら……モンスターになっていた😱
考えるだけで怖い。

ある日のママ友の集まり。
早々と推薦で大学合格を私に報告してきたママ友がいた。そこは上の子も推薦で決めている。聞いた時の気持ちになんとなくの違和感を感じたのは、自慢が含まれていたからだったのだろう。嬉しさからで悪気はない。
そのママが席をはずした時に、その会話を聞いていた別のママが私に話しかけてきた。一般受験の経験を色々教えてくれた。
これから受験という時だったので、その時はわからない事もあったが、今はもうわかる。わかればわかるほど、そのママの深さを感じた。

苦労や辛さの経験をへた強い人は深く優しくなれる。
それを知った。

受験中、たまたま見たドラマ。
癒されたな。子供の教育を考えさせられた。その中もママも強く深く優しくなっていた。

ママ友達について

大学受験の合否が届いている時、よぎることがあった。

ママ友の集まりだ。

頭の中に登場するママたちがいた。

優秀な教育ママの友達がまわりにいることを言いたがるママ。

我が家のことは棚におきながら、よその家の進学事情に関して上から目線の辛口コメンテーターママ

我が家は全て上手くいかせてます私、完璧なママですからママ。

など。

経験の無さ故か、苦労したが故か…
配慮にかける発言をする。
勿論悪気はい。

ああ、私もこれから配慮のない発言に傷つくことがあるのだろうか。
憂鬱になる。
あれこれと受験の流れを話すのも言い訳がましくて面倒くさい。

自然とママ会が億劫になる。

たまたま、SNS
ママ友の断捨離
というワードを見つけた。

ゲッターズ飯田の今年の開運の鍵は悪縁を切ること。

もう若くないのだから、嫌な人と会ってる時間は勿体ない。テレビで誰かが言っていた。

簡単なことだ。嫌だったら、その集まりをお断りすればよいのだ。
確かに子供も大きくなり、ママ友付き合いも見直す時期なのかも…
でもそれも又淋しい気も…

考えている時期のことだった。

主人に息子の受験結果について言われた…

頑張った結果がこれ?

えっ!何それ!何その言い様!
とても腹が立った。腹が立って仕方がなかった。

しかし、その辛辣な言葉でもう誰に何を言われても平気な気がしてきた。
それ以上にひどい言葉はないから。
言われた相手も主人でよかったし。

よくわからないけどスッキリとした。

主人には、怒りをぶつけるより
韓国ドラマ スカイキャッスル
を見せた。反省してもらうつもりだったのに思白いと一気見していた💦